みなさんこんにちは、ざくろいしです♪
最近競馬で人気の『ソダシ』というお馬さんは知っていますか?
牝馬ということもあり”アイドルホース”なんて言われていて、「かわいい!」「美しい!」「きれい!」とレースが無くても話題になっているそうなんです。
今回はそんな人気の競走馬『ソダシ』のかわいいエピソードと馬名の由来や意味などについて調べて書いていきたいと思います!
ソダシ(競走馬)のかわいいエピソードまとめ!
近頃「ウマ娘プリティーダービー」の影響も手伝ってか競馬界隈が大いに盛り上がっていますね!
そういう私もウマ娘プレイヤーであり幼少期からオグリキャップのファンのため、久々に出てきたアイドルホースに興味津々の今日この頃です♪
胸が締め付けられたシーン#ソダシ pic.twitter.com/GTGbBnPLX8
— とよ (@toyo_rw) May 23, 2021
上記の写真は、2021年5月23日(日)に出走したオークスでの一場面。
毎日ソダシの身の回りのお世話をしてくれている今浪厩務員に労われとても悔しそうな表情をしたソダシの姿を捉えた写真なのです。
この日の着順は惜しくも8着。
期待されていた中のレースでしたが、距離が2,400メートルと長かった中でもいつものペースでレース展開していった+周囲の馬にマークされていたことも重なってこの着順となってしまったようです。
そんな昨日の……ソダシ。
オークス、お疲れさま!
生で見たソダシは、めっちゃ美しかった……!💚🧡❤️💙💜 pic.twitter.com/tExgS2MJqO— レモネードびより8 (@meloslemo24) May 24, 2021
そしてこちらはオークスを実際に観戦された方が撮影されたパドックを歩くソダシの写真。
全身が雪のように真っ白で正に「白馬」を体現していることが分かりますよね。
実のところソダシは牝馬(メスの馬)としてデビューしてから無敗でG1(桜花賞)制覇を成し遂げたとってもすごい馬なんです!
そんなソダシのかわいいエピソードを集めてみましたので、どうぞご覧ください♪
お母さん(ブチコ)の性質が遺伝した?
競走馬は血統がかなり重要視されている世界です。
ソダシのお母さんは「ブチコ」という名前なのですが、その由来はブチコ母さんのお写真を見てみたら誰もが納得だと思いますのでご覧ください(笑)
無敗の牝馬2冠を狙うソダシとその母ブチコ pic.twitter.com/BVqrfzt4OG
— れお (@kizuna___reo) May 22, 2021
白毛の馬の中でもかなり珍しいブチ模様のお馬さんだったのですね!
競馬の本場であるイギリスの競馬新聞にも「独特な模様」と書かれるくらい奇抜で目立つ彼女でしたが、同時にファンから大変人気だったお馬さんなのです。
確かに栗毛や黒毛の競走馬たちが多い世界で白毛+ブチ模様の彼女が混じっていたら、今どこを走っているのか一目でわかりますよね!
そんなブチコ母さんと言えば競馬ファンであるなら知らない人はいないくらい「ゲート難」があった馬としても有名です。
論より証拠ということで、実際の動画がこちらです↓
出走直前にゲートの下をくぐって走り始めてしまったんですね(笑)
よーく見てみると、係員がゲートの下をくぐって出た際にも「私もくぐろっと!」と言わんばかりに首を下げている様子が分かるかと思います。
このレースの前にもゲートが開く前にゲートをこじ開けて出走してしまったことがありますし、この後に出走したレースでは遂にゲートを破壊してしまう事件まで起こしてしまいました。
その後出走停止及び調教再審査の処分が下ります。
芝で活躍できずダートに活路を見出したものの、どうしてもゲート難によって出走除外や停止処分を下されてしまうブチコ。
お世話をしていた陣営は現役引退を決意しました。
つまりこのブチコの引退原因はゲート難がどうしても治らなかったことなんですね~…
その後彼女は繁殖入りし、ソダシの母となりました。
ソダシを担当している厩務員さんは先程の写真に写っていた今浪さんという大ベテランの方なのですが、近頃「あいつに似てきた」という発言をなさっています。
さて、次はそんな「あいつ似てきた」発言から始まるソダシのエピソードをご紹介します!
「あいつに似てきた」の”あいつ”って?
「最近あいつに似てきた」と発言されたのがソダシをお手入れされているこちらの厩務員(きゅうむいん)さんです。
【超接近!カメラは見た!誰も知らない素顔のソダシ】
オークス出走の白毛のソダシ。
語りかける今浪厩務員とソダシの会話に癒されます!
white filly sodashi in sugai stable#japanese_oaks#ありがとう須貝調教師#朝シャンソダシ#もぐもぐソダシ#ブラッシングソダシ pic.twitter.com/hXGiXtw0Ne— トレセンまるごと情報局【公式】 (@GCH_toremaru) May 20, 2021
現在ソダシを担当されている厩務員の今浪隆利(いまなみ たかとし)さんです。
競馬ファンならば恐らく誰もが知る奇行で有名な競走馬「ゴールドシップ」を担当していた厩務員さんとしても大変有名ですね!
ソダシに優しく語りかけながら顔を拭いたり足の泥を落としたりされています。
注目すべきは脚に水を掛けている最中、「はい反対~」と言われてソダシがもう片方の足を上げていますよね!
更には自分のご飯を触られて「取られてしまう!」と思ったのか、シャツを噛んで威嚇する場面も見られました。
馬は基本的に2~3歳児ほどのIQ(知能)を持っているそうですが、実はこれって犬よりも知能的には少し低いのだとか。
しかし犬よりも記憶力と学習能力が高いので、人の言葉や出来事を記憶していて自ら言葉の意味などを学習することが可能なんですね!
よく騎手と馬は一心同体なんて言われたりしますが、その言葉の真意は先程の事柄からきているようです。
ソダシの血統的にはゴールドシップ自身の血は混じっていませんが、ご先祖様の中に同じ「サンデーサイレンス」の名前があるため遠い親戚ということになります。
ゴールドシップもまた「人の言葉を理解しているのでは」とファンの間では有名だったくらい賢い馬だったことが知られているため、ソダシも賢くなってきているということの証なのかもしれませんね!
気になった方はぜひ”ゴールドシップの奇行”も調べてみてください(笑)
(個人的にゴールドシップ関連を調べてみたら面白過ぎて笑ってしまいました)
牝馬三冠を惜しくも逃してしまったソダシですが、絶大な人気は変わらないので今後の出走レースに期待したいですね♪
ちなみに完全なる余談なのですが、今浪さんはウマ娘もプレイされていてかつての担当馬であるゴールドシップこと「ゴルシ」の育成もされているようです(笑)
今ウマ娘やってます
むずかしい⤵️⤵️⤵️⤵️ pic.twitter.com/tRov0RuTQ4— 今浪隆利 (@TAKATOSHI_Gship) February 26, 2021
本物のゴルシより
むずかしい⤵️⤵️⤵️— 今浪隆利 (@TAKATOSHI_Gship) February 26, 2021
ゴルシで皐月賞勝ったぞ
— 今浪隆利 (@TAKATOSHI_Gship) February 26, 2021
「本物より難しい」というツイートに対してウマ娘及び競馬ファンからは、
「今浪さんをしても難しいとは…」「今浪さん頑張って~!」といった応援の声が聞かれる一方「まあゴルシだし(笑)」と言われたり様々な反応があって大変盛り上がっています!
ソダシも今からウマ娘化が期待される子の一人ですが、権利関係などで片っ端からNGを出されている馬主さんのため難しいかもしれません…
今後どうなっていくか要注目のお馬さんですね!
ソダシの名前の由来や意味は何?これまでの成績や今後は?
さきほどの項目ではソダシの様々なエピソードについて書いてきました。
ここからは「ソダシ」の名前の由来や意味について書いていきたいと思います!
ソダシの名前の由来や意味は?
ところで「ソダシ」という単語は耳馴染みがないですよね。
2021.5.23 オークス ソダシ パドック
やっと写真取り込み#ソダシ pic.twitter.com/RbCApHf6vS— くま (@vvvs89kuma) May 30, 2021
調べてみると、「ソダシ」とはサンスクリット語で”純粋”・”輝き”という意味だそうです。
競走馬の名前は血統や出身牧場だけでなく馬主さんの名前などで決まったりすることが多いのですが、ソダシに関しては見た目先行で名前が付けられた可能性が高そうです。
そもそも白毛の馬で活躍する個体が少ないので、印象に残るような名前を付けたくなりますよね!
また血統をさかのぼって見てみると、まずはソダシの母である「ブチコ」が白毛(といってもこげ茶色のブチ模様ですが)で、ソダシの父である「クロフネ」は芦毛(灰色の毛)のようです。
そしてそのブチコの母(ソダシの祖母)である「シラユキヒメ」が突然変異の白毛の馬なのですね!
写真を探してみたらありましたので以下に貼ります。
ソダシと、お母さんのブチコと、おばあちゃんのシラユキヒメです。
ブチコの模様は黒ではなくて茶色です。
耳も茶色ですね。
真っ黒なサンデーサイレンスと鹿毛の母から、真っ白なシラユキヒメが生まれてきたことは衝撃でしたね。 pic.twitter.com/rNg1NzZRRF— 競馬ブック 自由帳 (@bookjiyucho) May 21, 2021
1枚目がソダシ、2枚目が母のブチコ、3枚目が祖母のシラユキヒメの写真になっています。
シラユキヒメは見事に真っ白な白毛馬ですよね!
シラユキヒメは現役引退後に繁殖入りして産駒(子供)がたくさんいるため、その血を受け継ぐ馬たちをひとくくりにして”白の一族”や”シラユキヒメの一族”と言われたりしています。
血統表をみると分かることですが、”マーブルケーキ”や”マシュマロ”といった名前の競走馬もいてネーミングセンスも可愛らしいの家系のようですよ♪
ソダシの成績や今後は?
2021年札幌記念(G2)では歴戦の古馬を退けての1着ということで、ソダシの距離適性は2000mまでくらいということを見事に実証した形となりました。
しかし2021年秋華賞(G1)ではレース直前に待機所で鞍上の吉田隼人騎手が押しても引いても呼びかけてもびくともしなくなってしまい、精彩を欠いて無念の10着。
その様子がYoutubeにも投稿されて話題になりましたね。
秋の風にたそがれているようすのソダシ。
とても絵になる様子ですが、これは本馬場入場した後で他の馬が枠入りを待っているレースの直前なのです。
待たされている側の他の馬たちやスタッフの皆さんはさぞかし焦ったことでしょうね…
動画を見る限りでは吉田隼人騎手が一番肝を冷やした様子ですし、途中まで迎えに来た今浪さんもそうとう驚いたことでしょう。
後に明らかになったことですが、ソダシはゲートかどこかで歯をぶつけたらしく負傷をしていた模様です。
幸いその歯が乳歯だったことから抜歯され、順調に回復をしたようですよ!
その後2021年12月5日(日)にダートのG1チャンピオンズカップに挑戦しハナを奪う逃げで観衆を驚かせましたが、第4コーナーを曲がってから急激に失速。
終わってみれば12着という残念な結果になってしまいました。
「ソダシは綺麗好き」であるということをテレビ番組のインタビューで今浪さんも言っていたため、砂をかぶるのを嫌った結果だったような気がします。
さらに「いくらダートの適性がありそうでも、歴戦の猛者がそろったG1レースはまだ早かったのでは?」ともささやかれていましたよね。
しかしその次走、2022年最初のG1フェブラリーステークスでは先行策を選択し、前年覇者カフェファラオ、根岸Sを差し切り勝ちしたテイエムサウスダンに続いて見事3着に入線することができました!
このレースの結果を見ると分かるとおり、コースレコードタイの記録が出ているとても早いレースだったのですね!
それに食らいついていけたソダシは前走までとは違い、しっかりと競馬ができていたように思います。
そして注目されていた得意のマイル戦であるヴィクトリアマイルで、見事復活Vを飾ることができました!
夏競馬では昨年勝利している札幌記念に出走することが決まっていますし、連覇に期待が掛りますね!
↓ソダシが気になった方はこちらの雑誌や商品も要チェックです↓
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週刊Gallop 2021年5月23日号【電子書籍】
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まとめ
今回は競走馬の『ソダシ』について調べて書いてきましたが、いかがでしたか?
「童話に出てきそうな白馬ってこんな感じなのかな?」と思うくらい真っ白で走る姿もきれいで思わずレースということを忘れて見入ってしまいそうになりますよね!
オークスでは距離適性やレース運びをしくじってしまい残念な結果になってしまいましたが、今後出走するレースでの入賞を期待したいところです。
それでは♪
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