みなさんこんにちは、ざくろいしです♪
気象庁より『線状降水帯』による「顕著な大雨に関する気象情報」が運用後初めて発表されましたね。
ところで『線状降水帯』の発生しやすい場所や特徴、発生の原因は何なのでしょうか?
今回はそんな『線状降水帯』の発生しやすい場所・その特徴・発生の原因について調べて書いていきたいと思います!
線状降水帯の発生しやすい場所はどこ?
2021年6月、『線状降水帯』が発生した際に出される「顕著な大雨に関する気象情報」が運営開始後初めて発表されて話題になっていますね!
線状降水帯???って言葉を知りました💡
ずーっと雷も鳴り雨も降り続き 夕方のような暗さ!
昨日のうちに 大祓のひとがたを納めに出かけて正解だったと思う まさかこんな雨が降るとは思ってなかった
今日はお天気回復するまで外出は控えよう— たかちゃん⭐︎ (@tkk_pyon) June 29, 2021
実は私自身も初めて聞く単語だったので、まずは『線状降水帯』とは一体何なのかを書いてきたいと思います!
そもそも線状降水帯って一体何?
文字だけを見て意味を考えてみると、”線のような形状の雨の降る場所”という意味だと推測できますよね。
気象庁によると以下が線状降水帯の説明のようです。
次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域。
出典元:気象庁HP
つまり、雨雲が列のように連なって留まり大雨を降らせる線状の区域を指しているようです。
ゲリラ豪雨と決定的に違うのは”数時間同じ場所で大雨が降り続く”という点。
簡単に過ぎ去ってしまうわけではないので、今回のように「顕著な大雨に関する気象情報」が発表された際には真っ先に避難準備を始めなくてはならないことがわかりますね。
線状降水帯の発生しやすい場所ってどこなの?
『線状降水帯』が発生すると大変厄介で命の危険すら感じるような気象現象だということが先ほどの項目でわかりました。
ところで線状降水帯が発生しやすい場所はあるのでしょうか?
「顕著な大雨に関する気象情報」の運用が始まったのが2021年6月17日の午後。
気象現象としては随分昔からありましたが、ここ最近の気温上昇などに伴って危険性がぐんと高まったようですね。
ただ、線状降水帯の発生を予測して予報を出すことは大変難しいのだそうです。
この線状降水帯によって引き起こされた大雨の被害はここ10年の統計では7月~9月の西日本で多く発生していて、関東や東北地方などでも数年に一度観測されています。
つまり、日本全体でみるとやや西日本(九州や沖縄)で発生しやすいものの、関東や東北などでも発生するということがわかりました。
つまり今後は日本全国どこでも発生しうる状況であるといえそうです。
これから台風シーズンがやってきますし、今一度災害に対しての知識だけでなく避難するための準備もしていきたいところですね!
線状降水帯の特徴や発生原因は何?
線状降水帯は日本全国どこでも発生する可能性があることが分かりました。
ここからは線状降水帯の特徴や発生の原因について深掘りしていきたいと思います!
線状降水帯の特徴はなんといっても同じ場所で降り続く大雨ではないでしょうか。
ゲリラ豪雨であればせいぜい何十分という単位での豪雨ですが、線状降水帯によってもたらされる大雨はその比ではなく”数時間単位”になります。
通常の雨雲の寿命は約1時間ほどとのことなので、これがいかに特殊な気象現象なのかがわかりますよね!
発生原因としては、
- 温かく湿った空気が流入してくる
- 山や冷たい前線(空気)とぶつかって暖かく湿った空気が上昇する
- 積乱雲(雨雲)を生みやすい不安定な大気の状況になっている
- 新たな雨雲が発生しながら連なるように流れていくように一定の方向の風が吹いている
この4つが満たされることによって初めて線状降水帯が発生するそうです。
特に4つ目の新しい雨雲が生まれながら連なっていくという点が一番の特徴だと思います。
梅雨が明けてからの季節は本当に注意が必要になってきますから、これからも気象情報に気をつけながら過ごしたいですよね!
まとめ
今回は沖縄で発表された「顕著な大雨による気象情報」内で原因として挙がっていた『線状降水帯』について調べて書いてきましたが、いかがでしたか?
日本国民は台風などの自然災害に慣れているとはいえ集中的な大雨が続くと水害や土砂崩れなど二次災害を引き起こしますから、気象庁の発表が出た際には避難場所などの情報を確認しておきたいところですよね。
それでは♪
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